<< 2012年04月
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30

軍医サンよもやま物語(関亮)

2012/04/19 15:01

 

かつて帝国陸海軍に従事した方々の体験談をイラスト・エッセイで綴った、光人社よもやま物語シリーズの一つ。私はこれまで憲兵版、陸軍士官学校版、および陸海軍のベーシック版を読んできました。

 

残念ながら大学以降の十数年間は、「日本人はジャップ・シャオリーペン・チョッパリ以外何物でもないです」的歴史観が蔓延する環境にいたため、六十の手習いならぬ三十の手習い(っていうほど勉強勉強していませんけど…)として軍事史を紐解き始めた初心者の私でもすらすら読める軽快さは言うに及ばず、NHKや朝日、毎日、通信社等の大手マスコミのダニ共や日教組が決して広めることのない血の通った軍人たち、いくつかの不合理を抱えた時代や組織に生きながらも知性と勇気と品位を備えた日本人たちの真実を紹介するシリーズとして愛読しています。

 

まあ、そのような政治的理由以外にも、イラストが昔風で素朴でいい、というのもあります。

 細菌培養実習における女学生の助手と依託生徒。熟練工ばりの手技だったとか。

 

最終ページの一コマ。右側の白衣の先生が著者と思われます。

 

構成としては、(1)三分の二を占める、陸軍衛生部依託生徒としての体験談と(2)残りは軍医学史や、先輩同輩の各エピソードにページが割かれています。

 

著者は、昭和17年に依託生徒を志願。依託生徒とは、医学専門学校(著者は東京医専に在籍)に在学中、医学を学びつつ軍隊で訓練を受けつつ手当をもらうというシステムだそうです。医学校卒業後は歩兵連隊に見習士官として入隊後、二か月間後に少尉になる仕組みになっていますが、著者の場合、つまり昭和二十年には戦況の影響で卒業を待たずして軍医学校に入り、見習士官として八月に終戦を経験しています。

 

よって、例えば『太平洋奇跡の作戦キスカ』で平田昭彦が演じた軍医長のように実際の戦地を走り回ったことはなく、正確には体験談は軍医の教育を受けた医学生としての三年間を綴ったものです。

 

だからといって本書が物足りないということは決してありません。知られざる制度論はもちろんのこと、当時の切迫した情勢下、軍に属する医者の卵たちが国家のために何を体験し、どう生きたかが伝わる素晴らしい作品となっています。

 

個人的には、彼らが学ぶ教科の説明が面白く感じられました。

 

連隊本部や大隊本部に配置される軍医は、戦闘が激しくなると戦いに出る将校の代わりに連隊長や大隊長とともに戦術を練る必要があるため、主計将校同様、戦術学も重点的に学ぶのだとか。

 

また、表裏一体の重点科目として衛生要務というのがあります。これは衛生部隊、衛生材料の管理・運用を学ぶもので、医者の側面から作戦(野戦病院の設置や衛生隊の配置)を考えるもの。

 

情報に基づいた密な作戦を練って実施すれば何事も間違いはない、と、欧米では手術と作戦が両者ともオペレーション/オペラチオンと呼ばれていることを引き合いに出し、分かりやすく説明してくれています。

 

また、終戦時の著者の逡巡には胸打たるものがあります。軍医学校副校長の副官の「軍人であった身をかくし、日本の再建に努力せよ。」との判断で、著者たちは軍における記録を全部抹消され、焼いた教材で医学校最後の風呂を浴び、それぞれ帰郷します。

 

実は著者は戊辰戦争を戦った会津の士族の子孫。八月十九日には、飯盛山の白虎隊墓地を参詣し、隊士の最期に思いをはせますが、以下のように答えを出します。

 

「国はたしかに敗れたが、亡びたのではない。やはり国の再建に力をつくすべきだ。そして陸軍によって医師になれたのだから、その税金を納めた国民のために、医療を通じて、のこりの人生を捧げようと結論して下山した。この日が、私の第二の人生の誕生日となった。」

 

その他、京城に残した親兄弟を待ちわびながらモルヒネの多量摂取で死亡した同期や、手術台の兵士を抱きかかえながら空襲をやり過ごした応召看護婦など「泣ける」だの「感動する」だのでは形容しつくせない、様々なエピソードが言及されています。

 

軍医という人種は軍隊の中でも割と民間人に近いものがあり、職業柄の合理性もあいまって現代の読者にも共感されるところが多いと思います。時代背景や軍の特異性なので仕方ないと理屈では理解しつつも時々私も生粋の軍人の書簡等を読んでイラァと来るときもありますが(前述のウジムシ共が垂れ流す言説よりは百兆倍有意義ですけどね)、この本はその心配がなく、別段日本軍大好き人間ではなくてもさらりと読めるのでお勧めです。

 

 また、陸海軍のベーシック版『新兵サンよもやま物語』『海軍よもやま物語』は、現場の雰囲気の一端を掴むにあたって非常に役立ちます。

 

 私自身、漫画『ジパング』を読むときには副教本(?)としていました。軍事史初心者で「軍艦とか戦車とかよりも、兵隊さんのスタンダードなリアリティを知りたい」という方はこちらを是非どうぞ。

カテゴリ: 本・アート  > 書評    フォルダ: 書籍のレビュー(第二次世界大戦関連)

コメント(0)  |  トラックバック(0)

気に入ったものの記録 ローラ・アシュレイのワンピース

2012/04/17 23:21

 

 先週末、百貨店に立ち寄った私は、ローラ・アシュレイの店舗の春らしい明るい内装に魅かれながらふらりと足を踏み入れました。そこで見つけたのが、このワンピース。

 

 

 見た瞬間から五〇年代の雰囲気を感じ取りました。高峰秀子が『流れる』で着用していそうなイメージで、一目で気に入りました。

 

 試着してみると、ウエストでキュッとしまって、腰から下はふんわりとフレアが華やかに広がります。すねまである身丈も、ミニが苦手な私には魅力。

 

 フィフティーズを連想させるのもむべなるかなで、これは、五〇年代の米国の大ヒットコメディI Love Lucyの名を冠したワンピースのパターンの一つだそうです。

 

 万単位のワンピースなんて、自分で買ったことがないので(例外はフォーマルスーツぐらい…)躊躇していたら、夫がポンとクレジットカードを取り出してくれて、大感激夫よ、ありがとう

 

 六〇年代、たとえば大統領夫人だったころのジャクリーン・ケネディ・オナシスの着こなしも憧れますが(どんなに「うわージャッキーが好きとかっていかにもミーハーだね」と思われても!)、いかんせんこの時代はミニマム過ぎて、私には合わないものもあり、どちらかというとよりコンサバな五〇年代のデザインが好み。国際的な大戦争が終わり、物事を正常に移しつつある安息の時代でもあったわけですし(いや、もちろんスエズ危機やチベット侵攻があったことは分かっています…)。

 

 

 

 生地は、ローラ・アシュレイ特有の薔薇ではなく、紫陽花です。タグにもあるように、オリジナルプリントの復刻版の生地を使ったワンピースだとか。紫陽花の模様のワンピースというのも、個性的でツボ。

 

 紫陽花といえば花言葉は思いっきりマイナス(移り気、変節、冷たい)ですし、薔薇や桜に比べるといまいち好感度が低いように思えます。しかし、吉屋信子が紫陽花をモチーフに『花物語』でうら悲しくも麗しい短編を残しています。

 

 絵師の娘・隆子は、両親を亡くして後、美しい従妹の俊ちゃんの一家に引き取られて育ちます。しかし、俊ちゃんの父の死により隆子たちは生活難に陥ります。俊ちゃんは隆子の絵の才能を見込んで、歌妓として働くことに。同じ師匠に師事する弟子の1人の新築祝いに同じ弟子という関係で招かれた隆子と、芸妓として招かれた俊ちゃん。その邸宅の若夫人の屏風に、隆子は揮毫を依頼されます。隆子は、屏風に筆を執ることと、俊ちゃんが愛する紫陽花をその画材にすることを胸に誓うという筋立てになっています。

 

 ―金泥ににじみて夢より咲きしか薄い花の影、半ば溶けて夢に入り半ば現の幻と咲くや、そのはなびらあわれ紫陽花。―

 

 作品の最後の一行だけでも、花言葉にはない紫陽花のセンチメンタルな美しさを感じさせます。

 

 

カテゴリ: その他  > 日記    フォルダ: 雑記

コメント(0)  |  トラックバック(0)

『武田信玄』不愉快な反日左翼プレタイトル

2012/04/09 11:42

 

 信玄公には罪はないので『武田信玄』はずっと見続ける所存ですが、

 

 

 二枚目のDVDには失笑どころか噴飯モノのプレタイトルがあったので書き留めておきましょう。

 

 

 二枚目のエピソードでは、晴信が風林火山の旗を思いつく展開となっており、旗をテーマにしたプレタイトルがあります。

 

 

 アポロ11号の宇宙飛行士が月に星条旗を立てたシーンではじまり、オリンピックでアメリカ国歌が流れる中掲げられる星条旗(この辺でなぜ星条旗なんだろ?と私は考え込んでしまいます)、続いてNHK職員に出身者が多い、とある反日大学の応援旗、少年たちが海軍式とおぼしき旗で信号の練習をするフィルム、腐臭漂う文句が印刷された赤い旗を振りインターナショナルだか何だかを歌う日本の左翼活動家極めつけは「平和だいすき」と書かれた旗を広げる、デモ活動の動く醜いコアラのオブジェが画面に映ります…

 

 

 日本の国営放送局のくせに日の丸の映像は一切なかったのですよ。

 

 それでも、よその国家や反日大学や左翼の旗はばっちり映像に入れています。

 

 こいつらからすれば皇室を王家と言わせるのも平気の平左であろうよ、と思わせる一コマでした。

カテゴリ: エンタメ  > テレビ    フォルダ: 大河ドラマ

 

気に入った物の記録 VECUA Wonder Honeyのボディクリーム

2012/04/09 11:26

 

 先日雑記にて言及したロクシタンのココアフラワーが切れそうになったため、地元からちょっと足を伸ばした繁華街のデパートへお買い物へ。

 

 期間限定品のためココアフラワーはもう販売されていないことは分かっていましたが、売れ残りも皆無だったことにはがっかり。ロクシタンはこの季節になると桜をモチーフにした商品を出すのが恒例。日本人の桜好きを当て込んでのマーケティングでしょうね。もちろん私も桜自体はとても好きですが、同社が出す商品のことととなると、香りが好みではなく、手が伸びません。

 

 フロアをうろつき、森を彷彿させるナチュラルなインテリアで飾られたお店「VECUAハニー」を発見。

 

 手書き調のクマさんやリスさん、イチゴやミツバチのイラストがあしらわれたコスメが購買力をそそります。

 

 さんざん迷ったあげくに購入したのが「とろとろボディクリーム」シリーズの雪うさぎ(右)とアイスベリー(左)。ジャム瓶をイメージしたパッケージは、まるで軽井沢のお土産のよう。蜂蜜、白樺エキス、クルミやホホバ油を配合しておりしっとりします。

  

 

 こちらはフタを取った状態。現在は雪うさぎを使用中。ウサギさんのイラストとは対照的な大人びたムスクの香りを楽しめます。

カテゴリ: その他  > 日記    フォルダ: 雑記

コメント(0)  |  トラックバック(0)

『武田信玄』を借りて思ったこと

2012/04/06 16:24

 

 

というわけで、『太平記』が大ヒットした我が家では今度は平均視聴率第二位の『武田信玄』を借りることにしました。

 

とりあえず四話まで見終えてとりあえず諏訪一族の素破が最強という印象ですが、二話以降のプレタイトル集が失笑モノです。

 

最初のプレタイトルは新宿の一般人に武田信玄のイメージに対する聞き取りアンケート。時代を感じさせる眼鏡や前髪の人々に聞き取りを行い、その上でNHKが考える現代風の信玄のイメージをオンエアしているのですが…

 

まず、風林火山を「スローガン」として紹介。そして、その意味は「風のように情報を収集し、林のように収集した情報を分析し、火のような機動力で情報に基づいて行動し、山のように揺るぎない信念を持つ」信玄のモットーの現れだとのナレーションが流れていて…何すかこのビジネスマンが喜びそうな堺屋太一的解説は。

 

二番目だかのプレタイトルでは、信玄と父・信虎の確執をベースに武邦彦・豊父子や江戸家猫八・子猫父子の動画を流しており…「父というのは子にとって越えるべき存在云々」というもっともらしいナレーションが。いや二組とも武将と関係ないし。

 

流行のコンセプトや話題に飛びついて高校・大学デビューしたがる地味子や地味男みたいなNHKの流儀は、今に始まったことじゃないのですね。

 

観ているこちらが恥ずかしくなるので、頼むからまじめな中身で勝負してちょうだいな、と願うことしきり。

 

 

カテゴリ: エンタメ  > テレビ    フォルダ: 雑記

太平記

2012/04/06 16:23

 

御遊戯臭・フェミニズム臭・自虐史観臭という当世大河の三重苦が強くなる前の、比較的まじめな大河ドラマ

 

タイトルから想起できるように、足利尊氏の人生を軸に鎌倉幕府の終焉・建武の新政・後醍醐天皇との対立・南北朝時代初期を描いたストーリーです。

 

 十代まで海外在住だった上、さしてテレビっ子でもない私にとっては、初めて最後まで通して鑑賞した大河ドラマでした(唯一の例外は『新撰組!』ですが、あれは私の中では大河ドラマというよりコスプレ青春グラフィティですので)。

 

歴史ドラマ初心者としては戦国時代・幕末ほど人口に膾炙していない時代にスポットを当てたセンスにはしっくり来ず、当初はこれを選んだ(代表的歴史系メディアなら硬軟ほぼ網羅した)夫にも「えー『太閤記』じゃなくて『太平記』?」と密かに疑問を抱いていた私(←でも、90年代後半以降の大河を選ばない点では一致)。が、見始めて数話後、烏天狗の二つの像とプオオオと響く雅楽のOPなしでは週末がしまらなくなってしまいました。後々、大河ドラマのOPを聞き比べてみても『太平記』は『山河燃ゆ』同様、群を抜いて壮大でセンスがいいOPだったのだと思い知らされます。

 

吉川英治の原作や史実との比較ができるほど教養は高くないので、ミーハーな視点で見所を述べてみます。

 

まず、足利尊氏役の真田広之が若い。特に、余裕のない悩める青年時代がはまっています。今では「世界のサナダ」「渋い役者」というイメージなのに、こんなに初々しい時代があったなんて。また、さすがJAC出身者らしく、乗馬シーンや弓矢を射るシーンは颯爽としています。もちろん、幕府を築いた後の統治者の姿もスムーズに演じており、最後まで安心して鑑賞できます。

 

カウンターパートとなる鎌倉側、公家側の演技者も素晴らしい人々ばかり。

 

個人的感想を言うと、日野俊基処刑時点で私の中での『太平記』の1割は終了、鎌倉幕府滅亡時点で5割は終了しています…日野俊基役の榎木孝明と、長崎円喜役のフランキー堺と、北条高時役の片岡鶴太郎があまりにまぶしすぎるため。

 

行動派の貴種というだけでも素敵な要素なのに(女性って、往々にしてそういう面があるとは思いませんか?日本の女性誌だけではなく、ヨーロッパやアメリカの女性向けの雑誌も王侯貴族の動向を取り沙汰しますよね)。フィクションだと分かっていても、公家で連絡将校で格闘家な日野俊基には花夜叉(樋口可南子)ならずとも惹かれます。

 

高時の暗君ぶり、そして、「得宗家に生まれた、ただそれだけの理由で執権の責務を押しつけられた」苦悩を垣間見せる片岡鶴太郎の技量には「ああ、北条家にもやむを得ない立場があったのだな」と敵側なのについつい引き込まれます。

 

もう一人、長崎円喜は足利側にとってはいわゆる奸臣の存在でありながら、鎌倉幕府滅亡時には出陣した孫の心配をしたり、潔い最期を迎えたりとその人間性・武士らしさもちゃんと表現されております。フランキー堺のブランド力がなせる技でしょうか。円喜の切腹シーンが男前だと感じるのは、きっと私だけではないはず。異存…あるまいの?(笑)

 

 『太平記』では作中通じて「美しい○○(○○に該当するのは世の中だったり、神だったり、後醍醐天皇だったり)」という表現が頻出します。このキーワードは、屈折した鎌倉勤めが長かった若き日の尊氏が都を旅して視野を広げる中で世直しに触発される辺りから出現し始めます。そして、「美しい世の中」を作ることが尊氏にとっての悲願になるという展開になるのです。私の解釈で述べると、尊氏の求めた美しい世の中とは誰も傷つくことのない円満な世界ではないかと思います。なぜなら尊氏は、慈悲深いというか、政治家として甘いのでは?としばしば思わせる行動も取っているように見受けられますので。それゆえ妻の兄、かつての戦友、さらには一族の執事や実弟までを犠牲にしてまで新しい社会を作ることが時に耐えきれず、激しく苦悩する場面がちょくちょく現れます。その彼を厳しく導くのが美しいだけではだめだと諭す父・貞氏や彼の言を借りる妻・登子。その度に尊氏は自らを奮い立たせ、(一応は)太平な世の中を確立させていくのです。

 

美しいだけでは人が住む世は変わらないという、現代にも通じる普遍性を持ったテーマで色あせない、重厚な作品でした。

 

このように、人間の多面性を脚本・演出に盛り込むだけではなく、きちんとしたテーマ性を擁した歴史ドラマに作り上げた当時のNHKのレベルの高さに拍手です。

 

一つ不満を述べるなら、楠木正成のキャスティングと演出。何も戦前のハードコアな皇国史観をベースにした軍人風キャストや演出を求めているわけではないです。しかし、私の目には作中の正成は、コスプレした金八先生にしか見えなかったです。あまりに農民に近しい土豪の要素ばかりがクローズアップされていたというか。

 

カテゴリ: エンタメ  > テレビ    フォルダ: 大河ドラマ

コメント(0)  |  トラックバック(0)

ああ、さすがマスコミ関係者を排出する反日大学出身者だわ ニュース記事に関連したブログ

2012/03/09 20:16

 

物事の本質も分からないくせに安易な政府・行政批判。

 

確かに政府というか、カンチョクトとそのゴミくずみたいな政治家の取り巻きたち&逃げ回ってばかりの東京電力は批判されるべきではあります。でも、こいつらせいで役所の動きがすべてストールされていたことは知らないでしょう?

 

インタビューで柳内はNPOや自治体礼賛をしていますが、愚劣な「チェイルノブイリの悲劇が云々」「子供とか孫とかの健康が不安だしぃ」と、科学的に物事を見られないことに酔う愚民ズで構成されるNPOや自治体のせいでがれき処理が遅れているのでは?

 

そして、お決まりの「企業では~」「民間では~」理論。常々思うのですが、この日本社会特有の、かつ、みんなの党あたりが大好きな安易な「国家経営=会社経営」理論、いい加減にやめませんか。

 

っていうか、産経もこんなインタビューをわざわざ掲載するとは、所詮マスコミですねぇ。ちょっと国士様気取りってだけが取り柄の。

 

柳内にしろ産経にしろ(さらに産経以上にバカっぽい朝日・毎日・NHK等々)、発言力のある存在がこれだから、そりゃ日本も破綻するってば。

 

ナチュかわ的にはユニクロやジーユーは重宝していたけど、もうこいつの店で買うのはやめよっと。

カテゴリ: その他  > 日記    フォルダ: 雑記

トラックバック(0)

 

関連ニュース

【地震学はどう変わったか(3-3)】予知困難 等身大の説明大切 を読んで思ったこと

2012/03/09 12:49

 

地震予知に関する議論はここではしません。

 

*内抜粋

******************************************

「以前から地震予知への過剰な期待と誤解があると思っていたが、大震災後は特に感じる。『お前たちが予知できないからだ』『給料を全部返せ』といった電話や電子メールがものすごく増えた。

******************************************

 

『お前たちが予知できないからだ』『給料を全部返せ』…日本人っていつからこういうことを平気でできるようになったのでしょう。

 

「納税者だから」「庶民だから」「専門じゃないから」。ひがみにまかせた盾を使って甘えるような、謙虚さが全く感じられない報道や光景を目の当たりにします。

 

ずっと昔、医療従事者が患者に簡単な言葉で症状なり状況なりを説明できるようにする動きが患者や関係者の要望で高まっているという新聞記事を読んだことがありますが、これを読んだ際に似た違和感を抱きます。どうして自分や身内の病気くらい、自分できちんとリサーチして医師の話に追いつこうとしないのでしょう?だって、自分や身内の生命に関わる問題ですよ?なんで、偏差値の高い大学を出て、おそらくは米国留学なりを経験したようなステータスの人間が己の不勉強を棚に上げる患者に媚びを売る真似しなくちゃならないんだろう?

 

地震もほぼ似たケースで、自分の生命に関わることは歴史が証明しているのに、自助努力で我が身を守ろうともせず、ゴミくずみたいなメールや電話で攻撃なんて。ま、おそらく「いい学校出て学者やってるなんて、悔しいムキーッ」というひがみが9割方含まれているのでしょうけど。

 

私自身、高学歴であればなんでもOKという思考は持っていません。

 

「あ̏、コラ?」と思う医師の診察を受けたこともあり、OL時代は、いかにもステレオティピカルで学歴しか取り柄のないコミュ力ゼロで傲慢な東大卒の何人かからパワハラを受けた経験もあり。

 

今でもこいつらのことをふと思い出すと、はらわたが煮えくり返ります。こいつらの話をするときは普段はぼんやりとした私の表情が怖いくらいに豹変するそうです(他者談)。

 

その一方で、やはりモラルの高さや視野の広さは職種を問わず高学歴の人物にしかないものだな、と素直にすごいと思う経験もたくさんあります。

 

尚、ここで私がいう視野の広さとは、「あたしがちっちゃいとき住んでたLAでは」「ボクちん、アフリカの恵まれない子を助けにボランティアに行きました」みたいな限定的・個人的・コスモポリタン的(笑)経験ではありません。

 

こーゆー発言や発想は、アイデンティティーが海外滞在経験しかなく、得意科目は語学のみ、という傾向が強く、別段視野の広さとは無関係です。たまたま海外にいたから視野が広いと上っ面では思われているだけであって。

 

いわゆる早慶以上の高偏差値の大学出身者であっても、自分の狭い見識にとらわれているだけでイノベーターでもビジョナリーでもない、判子を押す代わりに外国語を機械的に垂れ流しているただの語学屋というケースが多いです。

 

 

私が言う視野の広さとは、自己や自己の日常を超えた、たとえば書物なり誰かの体験談なり、もしくは頭の中のシミュレーションで良きにつけ悪しきにつけ多彩な可能性を想像・創造できる能力を指します。

 

話を戻します。

 

前述の学者へのクレームという現象は、官僚に対する日本社会特有の永久なるヒステリー反応に共通する文面でもありますね。日本以外の国民の生活が一番の与党が決めた、国家公務員新規採用制限・退職金削減に黄色い声を上げる日本人たちよ。言いたくなかったですけど、本当の愚民です。

 

特に新規採用制限に関しては、将来有望な若い男女の未来を奪っていることが結果的に国益を損ね、自分たち、そして、この手の人々が声高に盾にする子供たちの世代に返ってくることを想像できないのでしょうか。

 

切磋琢磨もせず、また、日本をよくしようとする覚悟も抱けないくせに納税者たる看板のみを掲げてパープリンマスコミの戯れ言に乗せられるぼんくらパレードには絶句。

 

国士気取り・愛国婦人会会長気取りのイザブロガーおよび彼らがヒーロー・ミューズと目す政治家・ジャーナリストも、この傾向についてはよそとあまり変わらないですね。

 

なんというか、地震学者も医師も官僚も、こーゆー連中に不合理にたたかれるために自己を律して努力してきたわけではないのに…

 

日本全体が「世の中のあらゆる人やモノは、あたし・あたしの王子とか姫とかにオーガズムをくれるためにあって当然」

という、いわゆる女(スイーツ女子・大人女子・専業主婦・ワーキングマザー・団塊世代問わず)の悪いタイプめいた思考回路に陥っているのですよね。

 

感動・元気も誰かが与えてくれるもの、革新・富も誰かが与えてくれるもの。何かあったら、誰か(往々にして国家だったり行政だったり)がお金をくれたり脚光を浴びせてくれる。

 

昨年3月11日以降、こうした思考の人々で、かつ、安全地帯にいる部外者たちの行動様式が耳目に迫る度、舌打ちしたくなる思いでした。ごく一部の真実しか見聞きしていませんが、それに引き替え実際に岩手県や宮城県で甚大な被害に遭遇した方々は何と独立独歩なのだろう、と、敬意を抱かずにいられなかったのも事実です。

 

 

さっすが、GHQから民主主義を与えられたマグロ女国家。

 

まあ、それがさも正しいかのように国民に甘ったるい嘘を垂れしたマスコミの咎ですね…

カテゴリ: その他  > 日記    フォルダ: 雑記

トラックバック(0)

『戦国美麗姫図鑑 萌える乱世の女たち』(著 橋場日月 編 戦国萌姫研究会)

2012/02/15 22:56

 

 

ブログ名にそぐわないと思いつつ、すっかり戦国時代に親しむようになったブログ主です。

 

本作は、戦国時代を生きた百人の姫君たち(うち二十一人は『里見八犬伝』の伏姫といった伝説上の姫たち)を名鑑風に集めた文庫本です。

 

 

タイトルに「萌える」とあるし、もう表紙からして拒絶反応を示す方々もいるのではないか、とは思いますが、時にステレオタイプは損である、と感じさせる一冊でした。

 

 

直接的にこの本を購入したごくごく個人的なきっかけは、高野山持明院所蔵の武田勝頼夫人として知られる、北条院殿肖像の思い出でした。

 

えんじ色の打ち掛け姿の女人の座り方に当時の私はびっくりしたのを記憶しています。「片膝ついている?いや、貴婦人がそんなことをするはずない…けどやっぱり左膝が盛り上がっているよねぇ???」。

 

いつの間にか時は流れ、そんなことも忘れていた頃にこの本に出会いました。そして、八ページ目の「姫の部屋と食事」の箇所「…既に述べたようにまだ儒教教育がうるさくなく、後世のようながんじがらめの礼儀作法で縛られる事も無かったから、座るのもあぐらや立て膝が当たり前。」を読んだときに北条院殿のポーズの(私にとっては)謎が氷解したのでした。

…この後、一応インターネットで検索してみたら、博物館や研究家による同様の言説を見つけ、ただの萌えムックじゃなさそう、と安心して手に入れた次第です。

 

最初の数ページは、姫君たちの生き方・生活(上述の座り方含む)・義務と権利について解説されています。

 

その他、本のところどころにも姫君たちによる衣食・戦・婚姻の説明も簡潔になされています。この姫君たちが、それぞれ異なる口調が割り当てられる工夫がこらされており、より彼女たちを身近に感じられます。

 

立花誾千代は武人風、武田菊は育ちの良さそうな奥様風…etc

 

解説が終わると、お待ちかねの姫君紹介。トップバッターは、最上義です。

 

各イラストは、描き手の歴史解釈の発露ということで十人十色・百花繚乱・カオティック。

 

RPG女戦士風のもあり、眩惑的な熟女風のもありますが、まあユーモアということで。三条夫人や藤原一の台のように普通に女性らしい感性で「かわいい」「きれい」と思える作品もあります。

 

イラスト反対側には、キャッチフレーズ、属性、戦闘力、出身地、生没年、係累、登場資料と、彼女たちの人生ダイジェストが掲載されています。属性や戦闘力は、これまたユーモアということで。

ダイジェスト文は、当然のことながら事実を重んじた記述です。

 

何より父祖のため、夫君のため、一途に強かに生きた数多の日本女性たちのことを知ることができるだけでも千二百円出して購入する価値はあると思いますよ。

 

時代小説やドラマで見知った彼女たちを追うのもよし。

 

当時の中部・東北・甲信越ほどスポットライトが当たらないエリアの彼女たちに新たに出会うのもよし。

 

古のヒロインたちを知ることで旅行や読書やドラマ鑑賞がより多面的で豊かな経験になるのでは。

 

ちなみに個人的に現時点でお気に入りの姫君は、ベタですが伊達政宗の長女・五郎八姫。独眼竜に大切にされたという彼女の可憐さがうまく表現されていますよね。

 

 

キャッチフレーズは、「愛され出戻り娘」。

 

 

 

 

ちなみに前述の北条院殿は、天目山での自害直前のはかない美少女風でした。

カテゴリ: 本・アート  > 書評    フォルダ: 書籍のレビュー(戦国時代)

コメント(0)  |  トラックバック(0)

気に入った物の記録を 彩シアetc.

2012/01/27 10:59

 

先日、御徒町へ行ったついでに上野のロクシタンに立ち寄りました。昨年末来の限定品で気になっていた彩シアと、もっと暖かくなったら使用する予定のグリーンティのボディローション・シャワージェルを購入。ハニータイムのスリッパはノベルティとして獲得!

 

 

写真中央のピンクの缶(デザートローズ)が人気だそうで、なるほどテスターを使ってみると、苺のような香りがするクリームでした。寒くて縮こまりがちな季節に華やかな気持ちにさせてくれます。

個人的には、リラックス効果があるとして当初のお目当てだったココアフラワーより好印象。

 

ハイビスカスは…なぜかプラスチックの匂いがしました。あくまで個人的な感想ですが。

 

デザートローズは、人気のあまり単品では購入できませんでした。不人気(?)の他二種と抱き合わせ販売されていたので、二番目に良かったココアフラワーと購入。

 

従来の欧州風でコンサバな雅やかさとは異なるパッケージデザイン(夫は「マティス…?」とつぶやいておりました。確かに同社が提唱する南仏にゆかりある画家ではありますね)に注目。

 

見慣れないうちは「えっ」と思っていたのですが、実物を手にとって眺めていると、なかなか個性的で味がある意匠じゃないの、と考えが変わっていきます。

 

コスメの本質である使い心地はというと、これまた従来の、あの青と黄色のレーベルのシアバターとは違って、軽いテクスチャーですぐに肌になじむので便利です。

 

あと、上野店だけかもしれませんが、選んだシアによる花占いというか、今年の運勢診断ができたのもちょっとした楽しみでした。

カテゴリ: その他  > 日記    フォルダ: 雑記

コメント(0)  |  トラックバック(0)